SWIMMING VIEW archive vol.01
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 選手に敬称を!
素晴らしいプレーを魅せてくれるスポーツ選手達。
ところがメディアに登場する彼らは「呼び付け」
犯罪者でもないのに何故?
スポーツ選手を目指す子供達も何の疑問も持たず
「ナカタ」「イチロー」とか、呼びつけで呼んでしまうのは何故?
尊敬しているんじゃないの?
憧れてるんじゃないの?

そんな現状って正しいのでしょうか?
尊敬する人・憧れる人には敬称を付けるのは当たり前の事ではないでしょうか?
私は当たり前のことをちゃんとしたいと思います。

難しいことは言いませんし、私には出来ません。
だけど、素晴らしいプレーを魅せてくれる選手達に敬意を払うことは出来ます。

スポーツ選手達に敬称を付けましょう!

選手達にどんな敬称を付ければいいのか?
「さん」付けがいいのか?
年下なら「君」でいいのか?
はたまた、無難に「・・・選手」がいいのか?
私は何でも良いと考えます。
ともかく、選手に敬意を払う姿勢を示すため貴方が考える敬称を付ければいいと思います。
そこから始まるのです。

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(2005/09/23(金) 22:07)

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 TD9.最後に それでもドーピングはいけない
それでもドーピングはいけないんだ。

援助交際がいけないように。 ただしそれは、1+1=2のように簡単にかたづく理屈ではないんだ。

援助交際を描いた「ラブ&ポップ」(村上龍 幻灯舎文庫)って小説がある(面 白い小説だから一度読んで貰いたいんだけど)
この小説は吉井裕美っていうごく普通の女子高生が友人と渋谷109(!)に買い物に行きそこで「インペリアル・トパーズ」の指輪を見つける。そして彼女は「大切だと感じた物はすぐに手に入れるか経験するかしないと一晩か二晩で篇凡な物に変質してしまう」と感じ、そのことをきっかけに「援助交際」に至る一日を描いた小説なんだけど(説明が下手でゴメン)その中で「キャプテンEO」と名乗る変態野郎(ヌイグルミに話しかけたり、援助交際する女の子をスタンガンで眠らせてお金を奪ったりしている)が彼女に言うんだ。

「こんなことしちゃだめなんだよ、名前も知らない男の前で、裸になったりしちゃだめだ、それを知ったらすごく嫌がる人がいるんだ、誰にだって、必ずいる、そいつが一人でいるとき、悲しくてつらくて泣きそうで一人でいるときに、そんな時に、そいつの大切な女が、男の前で裸になっているって知ったら、どんな気分だと思う?おまえは分かっていない。そういう時、自分のことなんか誰も考えてないと思っている。こんな、胸とか触られて、真っ裸で、こういう時に、どこかで誰かが死ぬ ほど悲しい思いをしてるんだよ。」

ラブ&ポップ―トパーズ〈2〉」村上 龍 幻冬舎


これを読んだとき、私はうなってしまった。
「やられた」と思ったね。

私は倫理や道徳をまともに勉強したことがないからこの言葉が学問的にどれぐらい説得力があるのかわからないけど、私には十分に説得力があったね。

援助交際する人は迷惑をかけてるんだよ。

それも、一番大切な人に。
迷惑をかけてないと思っているのは「ただの想像力の欠如で独り善がり」なんだよ。

そうなんだ、ドーピングも同じなんじゃないだろうか。

ドーピングが例えルール上認められているとしても、ドーピングをすることを周りの大切な人たちはどう思うだろうか?
苦しいんじゃないだろうか?
辛いんじゃないだろうか?
それが親なのか恋人なのか友人なのかは分からないけど、大切な人をそんな気持ちにさせる権利がドーピングしている人にあるんだろうか?

もう一度書くぞ、迷惑をかけてないと思っているのは、「ただの想像力の欠如で独り善がり」なだけだよ。

「ラブ&ポップ」の主人公・吉井裕美はキャプテンEOの言葉で気持ちの整理を付けた。
このページを読んでくれてた人はドーピングについて整理をつけてくれただろうか。
なかには「何を青臭いこと言ってんだ ケッ」って言う人もいると思う。
でもね、大切なことなんだよ。こういう事が。1+1が2であること以上に。

「ラブ&ポップ」で村上龍氏は「キャプテンEOの言葉で気持ちの整理をつけられる女子高生」を描きたかったんだと思う。彼女らが決して理解不能な異星人なのでは無くて、ちゃんと「わかる」し「心の痛み」を感じることができる人間なんだと。

私もアスリート達も同じように『ちゃんと「わかる」し「心の痛み」を感じる人間』であると信じたい。

最後にもう一点。ドーピングしている人・しようとしている人がいたらこう聞きたい

「貴方はホントに納得できていますか?」

ドーピングによって得られた地位や名誉に本当に自己陶酔できますか?
貴方の愛する人に自分の本当の姿をさらけ出すことができますか?
他人との比較でしか自分の位置を見極められない愚かさを感じませんか。

もっともっと大切なものが、ほらすぐ隣にありませんか?と。




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(2005/09/23(金) 21:39)

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 TD8.結論 ?
選手の記録と勝利への願いは真摯で切実だ。
生命の危険や薬害を恐れない覚悟の上で安易な倫理観がどこまで通用するだろうか?
金のために手段を選ばない選手を非難するのは簡単だが、五輪自体商業主義に染まっている事実をどう弁解すべきか?
競技団体やマスコミばかりか、スポーツファンもスター選手や新記録を待望していることを認めなければならない。
ドーピングにはスポーツシーンの現状が大きく反映していることを肝に銘じるべきだ。
ドーピング問題はシドニー大会の教訓を加えて、ドーピングフリー(薬物未使用)とフリードーピング(薬物使用)の部門別設定など現実的な議論をする時期を迎えている。

「Number Plus Sydney2000 アンチドーピング五輪の矛盾と偽善」増田晶文


●結論?

選手がドーピングのよいところ悪いことろ全て知った上、他人に迷惑をかけないのであれば、ドーピンをする・しないの選択。すなわち、個人の自己決定の自由は保証すべき事である。

また、ドーピングを取り締まることは不可能であり、ルールとしてドーピングを規制することは公平とは言えない。

よって、ドーピングは悪くない

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(2005/09/23(金) 21:38)

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 TD7.ドーピングは選手の健康を害する
(我々の生きている現代社会は)
より多くの人間の最大幸福が実現できる行為が正しくて(功利主義)
法律の範囲内で自分の能力に応じて自由に競争しながら金儲けが出来る(自由主義)。
そして最終的な決定原理は多数決(民主主義)による社会。
このような社会倫理を基盤とした自己決定権を功利主義の生みの親であるジョン・スチュワート・ミルの自由論の考えを借りれば
(1)判断力のある大人ななら
(2)自分の生命・身体・財産など自分のものに関して
(3)他人に危害を及ぼさない限り
(4)たとえその決定が当人にとって不利益なことであっても
(5)自己決定の権限を持つということになる。
スポーツ倫理を問う」友添 秀則 近藤 良享  大修館書店


●ドーピングは選手の健康を害する

ドーピングの副作用は恐いよ〜これは間違いない
 
競泳自由形の天才少女だったカテリーネ・メンシュナーは、12才から24才まで、コーチからビタミン剤とミネラル剤だといわれて、毎日40錠ものタンパク同化ステロイドと男性ホルモン製剤を飲まされていた。11年後の今も副作用に苦しんでいる。流産を7回。筋肉が発達しすぎたため脊椎を痛め、コルセットがないと背中が曲がってしまう。 背泳ぎの選手だったマルティーナ・ゴットシャルトは、脚に先天的な重い障害を持った子供を産んだ。彼女はコーチがタンパク同化ステロイドを渡しながらいったことをはっきり覚えていた「黄色がビタミンB、茶色がビタミンE」と。 またアンドレウス(旧姓ハイディ)クリーガーは1986年の欧州選手権の女子砲丸投げで優勝した名選手だが、タンパク同化ステロイドの投与が誘因となって、性同一性障害に苦しむようになり、数年前に男性への性転換手術を受けた。

ドーピング―スポーツの底辺に広がる恐怖の薬物」  高橋正人 立木幸敏 河野俊彦 講談社ブルーバックス」


他にも1960年のローマ五輪では自転車の選手がドーピングで亡くなったりしている。

でもね。我々の生きる現代社会って上に書いたように自己決定権を持った社会だよね。
判断力のある大人がドーピングの良いところも悪いことろも全て承知した上でドーピングを選択することは「自己決定の自由」なんじゃないかな。
だって誰も迷惑かけてないんだから。
「自分の不健康を承知の上でタバコを吸いお酒を権利」はあるんだからさ。

まあ、昔、東側諸国であったような、強要されたドーピングや選手が何も知らされずに行われたドーピングは論外だと思うけどね。

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(2005/09/23(金) 21:38)

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 TD6. ドーピングは社会悪になる
●ドーピングは社会悪になる

社会悪の意味がちょっと分かりにくいんだけど、
ドーピングで勝利をえることは、ルール違反だから、それがまかり通 ればスポーツの価値が貶められる。また、ドーピングのために使われる薬の乱用に繋がり青少年への影響が心配だ。と言いたいわけだ。
(「スポーツのフェアプレーの精神に反する」と一緒でルール違反って言う主張が繰り返されているわけだ。)

まあ、確かにそうなんだけど、お上が勝手に決めたルールだからね。(って開き直ることも出来ると思う)
ドーピングに関するルールを無くせばルール違反じゃなくなるよね(前に書いたけど随分問題だらけのルールだしね。)
青少年への影響だって(ドーピングを今みたくアンダーグラウンドで行うんじゃなくて)ちゃんと(?管理の元)やれば少なくて済むんじゃない?
だってタバコやお酒は大人だけに許されてるんだから。

こんな話もあるぞ。

IOCが反ドーピングの姿勢を打ち出したのは、抜き打ち検査の経費(一人あたり千ドルの費用がかかる抜き打ち検査を、WADAは年間2千5百人行う予定)が「利権化」したから、という声まである。つまり、薬品メーカーや医療機器メーカーは、ドーピングとアンチ・ドーピングで、二重の利益を永遠に得続ける、というわけだ。

「ドーピングの是非――まだ誰も回答のわからない人類史上最大の難問」


こっちの社会悪を論じる人がホトンドいないのはどういうことだ??? 要は金か?

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(2005/09/23(金) 21:38)

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